職務経歴書の書き方 | 日総ブレイン 転職支援サービス

職務経歴書の書き方

人事担当者は職務経歴を通じて『応募者は何をしてきて、何ができるのか』を判断します。
職務経歴書は他の応募書類と比べて個人々大きな差がでるもので、採用合否に大きく関わる極めて重要な書類であると認識して下さい。

職務経歴書は経験、実績を表現し、実際に成果をあげることができる人材として、採用者に印象づけるものです。形式の決められた文章ではないからこそ、表現の仕方、構成などを含めてプレゼンテーションスキルを問われている書類だと認識をする。
⇒ 自身の個性や強みを表すよう工夫を心がける

留意点

略歴は端的に力強く

  • 1)略歴は職務経歴書の見出しともいうべき重要な部分。応募先企業のニーズも考慮しながら推敲を重ねます。
  • 2)一般的・抽象的なことばの羅列にならないよう心がける
  • 3)自身が持つ会社や業界を超えても発揮できるスキル(トランスファラブルスキル)を散りばめながら、自分自身を表現することを心がける
基本的構成
○○という経験をして 成果を出せる根拠となる経験
○○という業績を達成してきた 成果と大きさ
したがって貴社(応募先企業)でも○○の分野で○○できる、あるいは貴社(応募先企業)の○○の分野に貢献したい 具体的に応募先企業で何ができるか、何に貢献できるか

職歴は具体的に

成績、達成事項、結果などは、例えば『○○というシステムを採用した結果、○○日、○○が短縮でき、○○の利益貢献があった』『○○を○○することによって○○を達成した』というように具体的に記述する

< ポイントを纏めると・・・ >

数量化できるものについては数字や割合などをあげて客観性のある記述を心がける。数字で表せない場合でも、「新入社員でもひとりで作業できるマニュアルを作成した」というように、採用担当者がイメージしやすい表現を心がける

数字で表しやすいキーワード
売上、利益、シェア、前年対比、単価、実施期間、納期、コスト、費用、工数、人数、件数、比率、効率 等

学歴はシンプルに

転職、中途採用時では、主要項目は職歴です。学歴は最終学歴だけを記す程度にします。

免許、資格

資格には弁護士、公認会計士などの公的資格から、各種民間資格までいろいろあるが、職務に関連するような免許や資格であれば、十分強調する。明確な資格でなくても、例えばパソコン、データベース、英語など、職務と関連しそうなものは習熟の程度も含め、書いておくべき資格である。

自己PRで活用できる語句の一例

職歴や自己PRをより前向きに伝える為に、積極的、活動的な語句を活用し、具体的な表現に成るよう工夫し、文末を力強い動詞で終らせるのがコツです。

力強い動詞の一例
達成した、増大した、行った、創設した、貢献した、削減した、改訂した、可能にした、向上させた、組織化した、全うした、増加させた、短縮させた、納めた、開催した、減少させた、取得した、実施した、開発した、構築した、親切した、完成した、成功した、制度化した 等
積極的・活動的な語句の一例
効率的、効果的、首尾一貫、生産的、洗練、有益、積極性、設計、開発、維持、調査、建設、専門化、組立、参加、販売、技術指導、履行、コントロール、ガイド管理、経営、指示、監督、自主的、創造的、組織化、訓練、遂行、指導的、分析的、改善、雇用、拡張、達成 等
人物特性を表す語句の一例
明瞭、社交的、大胆、素直、柔軟、学究肌、冷静、謙虚、緻密、誠実、探究心、楽観的、猪突猛進、気が利く、繊細、独創的、優しい、物怖じしない、勤勉、凝り性、几帳面、話をよく聞く、礼儀正しい、視野が広い、教養が深い、感受性豊か、面倒見が良い、人付き合いのよい、忍耐強い、積極的、一生懸命、精力的、熱心、飲み込みが早い、献身的、タフ、創造的、粘り強い、負けず嫌い、ユーモアがある、能弁、理性的、押しが強い、勘が鋭い、真面目、深慮遠謀、勝負強い、如才ない、堅実、はっきりいう、完全主義、分析的、革新的。挑戦的、徹底的、才気煥発、偏見のない 等